柴垣 勇太 Yuta Shibagaki

マスタードシードクリスチャン教会-名古屋  スタッフ

 
 

ひきこもりからの社会復帰・・・それでも埋めることのできなかった渇き

私は大学生の頃に引きこもりの経験をしました。世界と自分とを隔てた扉ただ一枚、その内側にしか自分の生きられる居場所がありませんでした。自分の人生は全て終わってしまった、もう「普通」を取り戻すことはできない、そんな喪失感のなか日々を過ごしていました。
1年半以上の時を経て、やっとの思いで部屋から一歩踏み出すことができ、少しずつ社会復帰をしていく中でも自分の心には埋めることのできない渇きがありました。その心の渇きは人やお金、他のどんな物質的なものでも癒すことはできませんでした。

しかし、様々なきっかけを通して教会のコミュニティーにつながり、神さまに出会えたことで、この心の渇きが自分だけでは決して埋めることはできないものであったと気づきました。神さまは絶望的な状況にあっても必ず希望を与えてくださいます。
このウェブサイトが、今現在も苦しみの中にいる方々が希望を得て、小さな一歩でも踏み出すことができる助けとなれることを願っています。

プロフィール

愛知県に生まれる。大学に進学するが、二回生の終わりに引きこもりになり中退。約一年半の引きこもり期間ののち社会復帰をし、その後自転車日本一周やクリスチャン向けシェア・ゲストハウス運営などの経験を経るなかでクリスチャンとなり、現在はマスタードシード教会名古屋のインターン生として働く。